つむぎの透明水彩画

透明水彩絵具で、色を紡いでいくように大切に描いていけたらと思っています。

京都 花見小路裏 絵画教室課題#014

 

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 こちらは京都の花見小路裏の絵になります。

以前から先生に「夜を題材にした絵は、朝、昼、夕方の2倍難しい」

と言われていたので、

まだ到底描く事は出来ないと手を出してなかったのですが

この題材の日本の和の景色がとても素敵で

描いてみたい気持ちが強くなり

挑戦する気持ちでなら描いてみてもいいのでは?と思い、

失敗覚悟で取り組み始めました。

 

 洋風の建物ばかり描いてきましたが、

和の建物も好きでずっと描いてみたいと思っていました。

 木の柵や格子戸、簾(すだれ)など、

西洋のものとまた違う繊細な形のものがあって

それらを遠近感のことも考えながら

どこまで描き込むのか考えながら描いていきました。

 

 そして難しかったのが今までと全く違う夜の景色を描くことでした。

いつもは太陽の光がどこから射しているかを見て

それによって影の角度、形が決まっている光中心の景色と

暗さの中に照明がある暗闇中心の世界とでは、

改めて全く違うものだなと思いました。

夜の暗さと照明の光、それぞれを大事に共存している様子をしっかり表現したいと

絵の各所を何度も見比べながら描き進めました。

 更にこの題材は雨も降っていたこともあり、

地面が濡れて水が軽く溜まっているかんじになっていたので

建物と照明が水面に映し出されているように注視して描きました。

 

 京都は、修学旅行以来行ってないので

題材を探しながら、また学生のときとは違った目線で

ゆっくりと観光したいです。

少しでも早くコロナが収束することを祈っています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

 

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