つむぎの透明水彩画

透明水彩絵具で、色を紡いでいくように大切に描いていけたらと思っています。

多肉植物(Succulents)

 

 

 

 今回描いたのはベランダにある多肉植物の寄せ植えです。

ベース(鉢、器)がブリキにペイントしてあるジョウロで

そのジョウロと多肉植物がとても合っていて

すぐに写真を撮り、描き始めました。

  

 今まで何枚か植物の絵を描いていてブログにも載せてきましたが、

植物というのは見るだけでなく描いていても心が癒されました。

多肉植物はほかの植物とは違い、

葉が水分を貯えていて一枚一枚がぷにぷにしているような、

少し透明感のある様子がとても魅力的で

個々の形状の違い、質感を表せるよう丁寧に描きました。

 

 静物画は、風景画に比べると一枚の絵の中に

いろいろな物を描くわけではないので

だからこそ一つの題材に集中でき、

よく観察して描くことができます。

一種類の植物でも個体差があるので

”個”の特徴をしっかりとらえるように心掛けています。

 

 

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画材について ~水彩紙~

 

 今回のブログでは、

普段使っている水彩紙についてお話ししたいと思っています。

 

 何種類か試して描いてみましたが

今のところ一番自分の描き方にあっているなと

思って使用しているのが『モンバルキャンソン』です。

 

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 紙の色はナチュラルホワイトで、ボールペン画にも向いていると

先生がおっしゃっていました。

 特に選んで使っている理由として、

これは私の描き方なのですが

紙に思ったよりも濃い色を塗ってしまった場合や

下書きの線からはみ出して色を塗ってしまった時、

水のみを含ませた筆でその部分をこすって色を薄めたり、

下書きの線からはみ出した部分をなかったことにする作業を行った時

紙が傷つきづらく元の状態に近く、きれいになるのが

『モンバルキャンソン』という水彩紙でした。

 

 人によって使い勝手は違うと思いますが、

もし水彩紙に悩んでいる方がいたら参考になれば幸いです。

 

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ゆるぎ観音 ゆるぎ岩 絵画教室課題#016

 

 

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 こちらは広島県 熊野町のゆるぎ観音ゆるぎ岩です。

ゆるぎ岩とはこの地域一帯を指す「ゆるぎ観音」の語源ともなっている岩だそうで

平成30年7月の豪雨災害にあったにもかかわらず流されることもなく

この状態のまま残っていて、より地域の方から神聖なものとして

大切にされていると先生から聞きました。

 

 私はいつもなるべく正確に題材と同じになるよう

描くことを心がけてきましたが

今回の絵を描くにあたり、形を正確に描くことよりも

先生のおっしゃった

「絵とは、それぞれの明暗、光の当たり方、光の反射、影の濃淡

に気を配って色を塗ることで絵として成立する」

ということに重きを置いて描きました。

実際に影の濃淡と光の反射に気を付け描いたことによって

岩の重さが少しは表現できたのではないかと思います。

 

 先々月からブログの更新が遅れてしまっていて申し訳ありません。

以前からお話しているように一枚の絵を描くのにとても時間が掛かってしまうので

絵のストックが切れてしまいました。

 更新のペースは遅くなりますが、

今までと変わらず絵に向き合い描いていくので

今後ともよろしくお願い致します。

 

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明けましておめでとうございます。

 

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 2022年のブログ1作目は今年の干支、寅(トラ)の絵です。 

初めて肉食動物を描きましたが、

迫力あるトラにどこまで近づけるか挑戦しました。

 

 トラ独特の模様を意識しつつ、

自然な毛並みに描いていくことに苦戦しました。

 綺麗で鋭い印象の瞳と真っ白なひげが特徴的で

瞳は始めに色を塗り始め、

ひげを描いて次は瞳、毛並みを描いては瞳、耳を描いては瞳と

少しずつ、ほんの少しずつ色を重ねていき、

この完成の瞳になりました。

 

 遅い挨拶になりますが、

明けましておめでとうございます。

今年も変わることなく

絵に向き合う1年となると思いますので、

宜しくお願い致します。

 

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ホルスタイン

 

 

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 今年もあと2週間。

1日1日を大事に過ごしているつもりですが

あっという間に年末になってしまいました。

 

 こちらは丑年(うしどし)に描いたホルスタインの絵です。

 

 穏やかでとても優しい瞳のこのホルスタインのいる空気感までも

優しい感じがしたので、その感覚を大事に描いていきたいと思いました。

牛独特の鼻の部分(黒い中心部とその周りにある淡いピンク色の

お鼻の皮膚感)を表現できたらと注視しながら描きました。

 

 本日のブログ更新で年内最後になります。

今年このブログを見に来て下さり、

また優しい言葉までいただきとても励みになりました。

本当に感謝しかありません。

ありがとうございます!

これからも自分のペースではありますが、

続けていきたいと思っていますので

ふと思い出したときにでも

見に来ていただけると幸いです。

 

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ハリネズミ

 

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 11月も半ばを過ぎると、年賀状のことを考え始めます。

ここ数年は年賀状のイラストを家族から頼まれて描いているのですが、

こちらは子年(ねずみどし)に描いたハリネズミの絵です。

 

 ハリネズミを選ぶ時点で覚悟はしていたつもりだったのですが、

ハリネズミの針(毛)を描く事が本当に大変でした。

 他の動物でも同じことですが、

体毛に覆われている動物にとって

毛は、その動物のアイデンティティといっても過言ではないと思っていて

その子を想像の中で愛でながら描いています。

 特にハリネズミの毛は一本一本描かなければ

この針のような硬さを表せないと思い、地道に描いていきました。

上部と下部とで見た目だけでなく硬さも違う感じがしたので

触り心地も違うことが伝わる様に気を付けて描きました。

 

私は動物が本当に好きで

描いている時も写真でとても癒されるので

これからも毎年の干支だけでなく

描いていきたいなと思っています。

 

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きっかけ 

 

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『王国の子』作者:びっけ 先生 の模写

 今回は私が透明水彩絵具に出会ったきっかけの話しです。

実は好きになったきっかけの絵は、普通の絵画ではなく

漫画の表紙がでした。

 今回載せた絵は

そのきっかけとなった方の絵を最近もう一度模写したものです。

 

 次に読みたいと思う漫画を探していて

その中で見付けたのが

「びっけ」先生という作家の方の漫画でした。

初めて見たとき、とにかくなんてきれいなんだろうと思いました。

 

 その表紙の絵は他の漫画家の方と、色の塗り方が明らかに違っていて

絵は乾いているはずなのに、そのまま水気を感じたり

紙に絵具を流した時の水の流れ動きがそのまま残っているようで

その水彩画の美しさに心惹かれました。

 

 それでびっけ先生のように色を塗れるようになりたいと思い

まずは模写から入りました。

 最初は家にあったアクリル絵の具を使って

びっけ先生のような絵具の動きを表現できるように

練習していたのですが

自分の絵と比較しているうち

使っている絵具がマッドな感じで違うなと気づき

先生のTwitterをで調べてみて初めて

透明水彩絵具』を使っていることを知りました。

 すぐに購入し試しに塗ってみると

透けている感じがとてもきれいで、すぐに好きになりました。

 しかし絵具を一緒にしたからといって同じように塗れるわけではなく

絵具の量、水の量それぞれの割合をかえて

色の濃淡の塗り分けを何度も模写しながら練習しました。

 

 そうしているうちに、自分の塗り方や色の選び方などの

方向性が少しずつ決まっていきました。

 

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