つむぎの透明水彩画

透明水彩絵具で、色を紡いでいくように大切に描いていけたらと思っています。

フランス ルシヨン村全景 絵画教室課題 #010

 

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 こちらの課題は、フランス,プロヴァンス地方リュベロンのルシヨン村全景です。

『フランスの最も美しい村』に選定されている村だそうです。  

 

 この題材で難しいと感じたこととして、

まず村全体の建物がほぼ同じ色だということでした。

同じような色合いだと、

調合が取れていて美しく映ると思うのですが

家の壁のような平坦なものを何棟も描いていくという、

下手をしたら立体感のない、

のっぺりとした絵になってしまう恐れがあると気づき、

その危険性を回避すべく

建物の長さ、角度、遠近感、建物によってちょっとずつ違う色など

いつも以上に気を張って描きました。

 

 もう一つは、自然の木々でした。

前回の課題の八重桜と違い、

かなり遠くから離れた所から撮った写真なので

枝や葉などがどのように生えているか、影が伸びているか、

特徴を捉えかねて、自然の部分の下描きを始めるのを

後回しにしていましたが、

前に先生から、「写真を見てよく分からない部分は、

同じようによく分からない感じで描くことが正しい」とおっしゃていたので

その良く分からない感じの特徴をよく観察しながら描きました。

 

 先生の作品は写真を見て描いたもの、

ルシヨン村で描いたもの2枚ありました。

その内2枚目の絵が特に素敵で、

実際にルシヨン村に行き、その場で描くものは

また違うものになるのかなと思いました。

私もルシヨン村に訪れて描いてみたいと思った課題でした。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。    

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