イタリア サン・ルフィーノ聖堂 オリーブ収穫祭の少女たち 絵画教室課題 #007
こちらの課題は イタリア,アッシジ サン・ルフィーノ聖堂
オリーブ収穫祭に参加している少女たちです。
実は私が透明水彩絵具に惹かれた最初の絵は漫画の表紙でした。
その漫画家の方の絵をきっかけに透明水彩絵具で
絵を描きたいと思い、この方の絵の模写から描き始めました。
模写から始めて、描いていく中で自分なりに肌、瞳、髪、服など
模索を続けていた中で、先生から出された初めての人物画の課題は
とても意欲が掻き立てられました。
今まで模索してきたこと、漫画,イラストと人物画の違い、
先生から教えていただいた要点を意識しながら描きました。
特に気をつけて描いたのが白いブラウスの細かいシワでした。
白いものの影は他の服や、髪の色などのよりも暗くしてはならないと考え
極薄の色を、周りの色と見比べながら塗り重ね、
繊細なアンティークすりガラスをイメージして描いていきました。
課題#006までに、提出の時に何度か先生から
鉛筆の鉛で紙が汚れてしまっていると注意をいただいたので、
下絵の段階で鉛筆の鉛が紙に定着しないように
マメに練り消しや消しゴムで消したりと改善を試みたのですが
中々上手くいきませんでした。
元々私ははじめに鉛筆でしっかりと下書きを書き込みその後で
色塗りに移行するというながれで描いていました。
特に下書きに時間をかけていた事もあり
描いている間、手や紙同士でこすってしまい、
紙に汚れが定着してしまっていました。
この描き方では、変わらないと思ったので
描き方を変えることにしました。
一部分描き終えたら極薄の色を塗り描いた形をかたちどり
塗った部分が乾いたら鉛筆で描いた部分を消す
この作業を繰り返して行い、結果、
それまでより紙の白を保つことが出来る様になりました。
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